通信制大学への道
通信制の大学とKenビジネススクールの関係
Kenビジネススクールは,通信制の大学(産能短期大学および大学)との併修契約に基づき,大学卒業資格(短期大学士および学士)の取得支援および国家資格取得支援する特定非営利活動法人です。現在のところは学校法人ではありませんので,Kenビジネススクールを卒業することが直接学位や資格取得につながるわけではありません。あくまでもKenビジネススクールは大学卒業・資格取得・キャリアアップをはかるためのスクールであり,単にKenビジネススクールに籍を置くだけでは何の資格も取得す ることはできません。
ではKenビジネススクールの存在意義はどこにあるのでしょうか。
通信制の大学の卒業率をご存知でしょうか。大学により多少の差異はありますが,10 %程度といったところでしょう。しかも,そのうち4年間で卒業できる割合は,全体数%程度というのが実状です。
つまり,入学者のほとんどは卒業できず,大切な時間だけを無駄に費やすという泣くに泣けない状態で中退して行くのです。
ではこのように卒業率が低い理由はどこにあるのでしょうか。
人によりいろいろな事情があるのでしょうが,共通していえることは,レポート作成⇒試験勉強を独学で行わなければならないという孤独感があげられます。また,特に法学部についていえることですが,法律学は体系で出来あがっており,全体像がわからなければ各個別の法律分野についていくら深く本を読んでも理解できないという法律の構造に原因があります。つまり,初学者がいきなり通信教育部用教材を手にしてもはじめの10ページの内容すらわからないというありさまになるのです。
大半は,この段階で挫折し大切な時間と安くない学費をどぶに捨てることになるのです。入学1年以内の大半がこの状態に陥り,2年次のスクーリング以降顔をあわすことがなくなります。
また,通信制の大学の実施するスクーリングにおいても,決して初学者を対象とした授業はしていません。各科目の教科書を全て読み,レポートを4通書いて合格している人を対象に授業が進められます。ですから,全く勉強せずにとりあえずスクーリングに出席した人は,英語を聞くが如く教室で孤独感を味わうことになります。このような人も実に多く,その多くは卒業することなく中退して行きます(大学および個人の能力により差があります)。
通信制大学卒業には秘訣がある
では,通信制の大学を卒業する秘訣は何か。
個別の論点や学説の対立を勉強する前に,全体像を理解している講師の入門講義を受けることです。
まず,法学部であれば法律の全体像を理解することです。また,経営学部であれば経済学等の周辺分野との関わりのなかで経営学の果たす役割は何であるのかという全体像を理解することが重要です。このような授業は決して通信制の大学の授業の中ではやってくれません。次に,科目修得試験に合格するための勉強をしっかり行うことです。試験の範囲は教科書全部です。科目によって多少の差異はありますが,だいたい200〜500ページくらいあります。法学部であれば,さらにそれに加えて判例も一科目について最低50件程度は読まなければなりません。これを独学で無闇やたらに勉強していては何年経っても試験にパスすることはできません。 試験に合格するのは実は簡単なのです。 試験勉強のコツは過去問研究と近年における重要論点および出題者(教授)の研究分野等を総合的に判断し,出題傾向を割り出し,最重要論点をしぼりだし,ランク付けをして重要なものから理解し覚えていくのです。また分野においてそれぞれ覚え方というものがあります。これらの分析と覚えやすい方法はKenビジネススクールが自信をもって提供致します。
真の勉強は試験とは別
上記のような内容を読むと毛嫌いする方もおられるでしょう。実に予備校的で学問を舐めていると。しかし,私は決して学問を軽くみてはおりません。
学問は生涯を通じて志すものであり,答えのないものと考えております。ただ,私は試験勉強=学問とは考えておりません。試験勉強は正直なところ実につまらないものです。なぜならば答えがあるからです。このようなつまらないものはできる限り早く終わらせ,余った時間を学問研究に当てるとか,国家資格取得の勉強に費やした方が,はるかに効率的で合理的な生き方だとは思いませんか。 勉強にメリハリをつけることが人生を楽しむコツだと私は考えております。
国家資格取得は必須
Kenビジネススクールでは,国家資格取得にも重点を置いております。
不動産業・銀行業・建設業への就職を希望する方のため,宅地建物取引主任者資格試験の講座を開講しております。特に宅建業者への就職を考えている方にとっては絶対に避けられない国家資格の一つであります。 また,行政書士講座も開講しております。 近年における法律改正により行政書士の業務は以前に比べかなり拡充されました。独立開業も可能ですし,企業への就職・転職の際の強力な武器になる資格です。また,平成18年度から試験制度もかわります。一般知識・教養の問題数が大幅に減り,ますます法律試験の色が濃くなりました。
国家資格取得に裏口はない
国家資格取得をうたった専門学校や予備校は世の中に数多く存在します。しかし,上記資格・検定試験について,単に専門学校・予備校の授業に出席したことで取得できるというものは存在しません 専門学校は,技術(手に職)を身につける訓練校であり,卒業することで,国家試験の一部が免除されるとか,受験できるまでの年数が短縮するなどの利点があることが一番の魅力なのです。 だから,建築士や美容師,調理師,自動車整備士などの,いわゆる技術屋さんになるにはもってこいの学校なのです。というより,そこにいかなければそのような職には就けないのも現実でしょう。この点について,私は否定しません。是非専門学校に入学し技術を学び試験免除を受けるべきでしょう。
では,はたして法律や会計について,専門学校への道に,どれほどの利点があるのでしょうか?生徒に勉学および資格取得への自覚と覚悟がなければ,在学したというだけでその他に利点がない場合がほとんどでしょう。もちろん,法律や会計の資格者として社会に責任をおいつつプロフェッショナルな仕事をするのではなく,企業や地方公共団体・国などに勤めて総合的な職務をこなすことを目指す場合は,高卒よりも一段高い学歴を得られるので就職・転職・高収入を得られやすいことは否定しません。
理由は,どこの学校で学んだとしても必ず年に1回程度行われる試験を受験し合格点をとらなければ資格は取得できないからです。専門学校を出て「専門士」の資格を取得したからとって,それだけで公務員試験が免除になったり,法律系の国家資格がもらえたり,受験資格を得たりということは,一切ありません。 さらに,法律家として社会に出て仕事をするには,国家資格は必須です。「資格をもっていた方がいい」というような,あまっちょろいものではありません。 法律実務は,クライアント(依頼者)の人生をダメにしかねない程の責任ある仕事ばかりです。そのような職務を行う人を,国家資格取得者として国家・地方自治体がコントロールし,社会に対して責任を負わせるために,資格なき者に職務をやらせないのです。 だから,弁護士や公認会計士などの国家資格は,「法律知識」「会計知識」が豊富であることを証明するものでは,まったくありません。「社会に対して資格者個人が全責任を負う」ということを示したものなのです。 法律系の資格は,金儲けの手段ではなく,責任主体を表したものなのです! この事を忘れた法律屋が実は社会に多い。これを忘れた法律屋は,社会に生息する寄生虫みたいなものです。 まあとにかく,法律家の職務は間違えの許されない責任重大なものなので,裏道はないのです。
話しがずれましたが,あたかも学校を卒業すれば国家資格がもれなく付いてくるというニュアンスで募集する専門学校があれば要注意でしょう。つまり,最後はどこの学校を選んだとしても本人がどれだけ勉強したかに合否がかかっているのです。その上で,しっかりと勉学に力を入れている資格試験の合格実績のある専門学校を探すことをお勧め致します。
Kenビジネススクールは,資格教育の実績を有する講師のもとに小人数で授業を行います。予備校のような一方的な早口な授業は致しません。単元ごとに過去問を中心とした確認テストを実施し,重要な事項を理解し覚えたのを確認してから先に進みます。
資格とキャリアで社会の荒波を乗り切る
Kenビジネススクールではキャリアアップにも重点を置いています。法律や会計の知識は,実社会で使えなければ何の意味もありません。自己満足で終わります。法律も会計も実社会の中で意味をなすものです。資格を取得すること,学問を修めることは,ある意味法律家としてのスタート地点に立ったにすぎません。その資格と知識を使えるかどうかはその後の経験と訓練に左右されます。
Kenビジネススクールでは,そもそも講義の段階において,実務を意識したものとなっております。「これは試験にでるから覚えるように」という無意味な講義はしておりません。もちろん,合格しなければ意味がないので,どこが試験に出やすいか,どのように覚えれば効率よく合格できるかは,講義の中で教えます。それだけではないということです。試験に出るこの知識は,実社会でどのように使われるのか,またどのような問題を生じているのか(論点)を,実務・事件を通じて考えさせ,具体的な手続をちゃんと説明しております。実際,そのように教えなければ理解も記憶もできません(小学生ならば意味もなく暗記できるでしょうが,大人は内容が理解できないことを丸暗記することはバカバカしいのでしないでしょう)。
また,年に何度か,社会問題および実務を体感してもらうために,社会修習活動を実施しております。グループ作業による株式会社設立実習や,刑事裁判の傍聴,刑務所見学,新宿西口公園の実態調査(現在,浮浪者の不法占拠により公園の機能を果たしておりません)などを実施しております。今後は,株主総会参加,末期医療ボランティア活動も行えるよう交渉中です。
Kenビジネススクールでは,働きながら学べるように,配慮しております。
法律学・会計学の勉強は,実は,なんら特別なものではなく,普段の生活・仕事の中に常に付きまとうものです。特に仕事をする上で絶対に無視できない知識です。ですから,Kenビジネススクールに所属する学生に望むことは,「ただの学生であってはならない」ということです。働きながら学ぶことで,仕事も勉強も充実します。また,とくに若い受講生の場合は,自分で稼いだお金で授業料を支払うことで,授業に遅刻したり休んだりしなくなります。不登校を経験した方は,是非この方法を試してみましょう。遅刻・欠席の問題は一発で解決しますよ。
諸君とKenビジネススクールで学を志すことを楽しみにしています。
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