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| 行政書士とは? 行政書士の仕事 行政書士試験の情報 行政書士合格への道 行政書士試験の科目別学習のポイント 2008年度行政書士なにがなんでも合格講座 カリキュラム |
『基礎』という言葉だけを見れば,簡単なイメージがわきますが,実はこの科目の対策が一番難しいと言っても過言ではありません。法律というのは体系でできあがっています。トランプで組み立てたピラミッドのようなものです。それぞれのカードが全体に影響を与えております。ですから,法律の理解は各個別の知識だけでは利用できないものです。基礎法学という科目は,各個別の法律が法体系の中でどのような役割を担っているのか,さらにはその前提として,法とは何なのかという広く深い内容を有しています。ですから,この科目の対策としては,ひととおり出題科目を学んだ後に学習することがベターでしょう。| ★こんな問題が出ています★ 問 裁判外の紛争処理手続の種類に関する次の文章の空欄[A]〜[D]内に当てはまる語として,正しい者の組合せはどれか。 紛争当事者は,話し合いにより互いに譲り合って紛争を解決することができる。しかし当事者間で話し合いがつかない時は,権威のある第三者に入ってもらって,紛争を解決するほかない。国家はそのために,正式な裁判のほかにも種々の制度を用意しているが,その一つが裁判上の[A]である。また「当事者の互譲により,条理にかない実情に即した解決を図ることを目的とする」紛争解決方式として,わが国では[B]が発達し,争いの性質によっては訴訟よりも活用されてきた。たとえば家事審判法によれば,[B]を行うことのできる事件についてはいきなり訴訟を提起することはできず,まずは[B]の申立てをしなければならない。裁判によらない紛争解決の方法としては,さらに[C]がある。これは紛争当事者が争いの解決のために第三者を選び,その判断に服することを約束することによって争いを解決する手段であり,特に商人間の紛争解決方法として古くから発達してきた。近時はこのような裁判外の紛争処理方法を[D]として捉えて,その機能を強化することへの期待が高まってきており,関係する制度の整備が行われている。(選択肢省略) |
日本人ならば,必ず一度は学んだことのある科目です。小・中・高校の社会科系の科目の中で政治と呼ばれる分野が実は憲法に記されていることだったのです。もちろん,行政書士試験で出題される憲法では,判例と条文の理解まで求められます。学ぶ順番としては,まずこの憲法から学んだ方がよいでしょう。ひととおり人権のところを学んだ後に,統治と行政法を併行して学ぶのが一番効率のよい学習方法でしょう。人権の学習は条文を意識した上で最高裁判例を読み込み,統治の学習は制度の全体像を意識しながら条文を読み込むことが大切です。| ★こんな問題が出ています★ 問 私人間における人権規定の効力に関する記述のうち,最高裁判所の判例の述べるところはどれか。 (1) 憲法の定める基本的人権のうち重要なものは,単に国家権力に対する自由権を保障するのみではなく,社会生活の秩序原理でもある。これは,一定の範囲において,国民相互の法律関係に対して直接の意味を有する。(他選択肢省略) |
法律をマスターする上で一番重要な科目がこの民法です。一般に,法解釈の基本とも呼ばれています。ですから,民法が理解できないことは法律を理解できないことを意味します。六法で民法という法律をみると,まず条文の多さにびっくりするでしょう(1044条)。また,ある程度勉強がすすむと,その条文の構造に戸惑う方がほとんどです。一般に,法律を独学でマスターするのが困難な理由がここにあります。民法のような基本法は,パンデクテン・システムという手法を用いて作られています。簡単にいえば,論理数学を駆使したつくりになっているのです。数学の因数分解を思い出せば,その構造がイメージできると思います。つまり,共通項を前に出して,残りを括弧でくくる…の繰り返しでスリム化され体系化されているのです。そのつくりを理解していなければ,条文を正確に理解して事件を解決することなど不可能です。ですから,民法の学習は,条文を読むことも重要なのですが,より重要なことは各条文が全体構造の中のどの部分を担っているのかを常に意識しながら,体系的に理解していくことです。このような勉強方法を取らない限り膨大な量の民法の知識を整理することは不可能でしょう。| ★こんな問題が出ています★ 問 A・B間で建物の売買契約が成立し,Aは,Bから建物の引渡しを受け,また,移転登記も得て,近く同建物に引っ越しをしようと思っていたところ,同建物は,第三者Cの放火によって焼失してしまった。この場合に関する次のア〜オの記述のうち,正しいものはいくつあるか。 (1) BからAに対して上記建物についての売買代金の支払請求があった場合に,Aは,Bに対して同時履行の抗弁権を主張して代金の支払いを拒むことができる。(他選択肢省略) |
行政書士試験で一番出題数の多い科目がこの行政法です。ただ,行政法という名前の法律は存在しません。法律の中で,広い意味での行政機関と国民および行政機関相互間のルールを定めた法律のあつまりを一般に行政法と呼んでおります。六法全書の中の約3分の1を占めるのが実は行政法です。ですから,これをすべて暗記することは物理的に不可能です。学習のポイントとしては,まず行政法すべてに共通するルールを学び,その上で行政組織・作用・救済の3分野に分けて,過去問を中心に知識を整理していくことです。また,地方公共団体の憲法とも呼ばれている地方自治法については3問程度出題される重要な科目になります。地方自治法については憲法の統治の学習と併行して学ぶと理解が早くなります。ただ,最後は条文の読み込みが必要となります。| ★こんな問題が出ています★ 問 行政行為の職権取消と撤回に関する次の記述のうち,妥当なものはどれか。 (1) 行政行為の撤回は,処分庁が,当該行政行為が違法になされたことを理由にその効力を消滅させる行為であるが,効力の消滅が将未に向かってなされる点で職権取消と異なる。(他選択肢省略) |
近年もっとも動向の激しい分野の法律です。ほぼ毎年法改正があるといっても過言ではありません。条文の数からいえば民法に匹敵するくらいの量となります。昔の行政書士試験では1問程度の出題しかなかったのですが,近年の試験では3〜5問程度出題されています。けして捨てることができない科目といえるでしょう。商法を学ぶ上で重要なことは,この法律が民法の特別法であることを意識して,会社法と総則・商行為を別の科目として捉えることです。ですから,民法を学ばずして商法を理解することは不可能です。学ぶ順番は民法が先です。また,現代社会においてビジネスの主体の中心は何といっても株式会社です。生身の人間とは異なる観念的な『会社』という存在がビジネスをしているのが現代社会です。中身のないペーパーカンパニーが乱立することによって社会に悪影響がでないように,法律で何ができて何ができないのかを定めているのが,会社法です。会社という組織のルールについてつくられたルールなので,憲法でいうところの統治の学習に少し似ているところがあります。| ★こんな問題が出ています★ 問 商業使用人に関する次のア〜オの記述のうち,正しいものの組合せはどれか。 (ァ) 支配人は,営業主に代わってその営業に関する一切の裁判上または裁判外の行為をなす権限を有し,支配人の代理権に加えた制限は,それを登記した場合に,これをもって善意の第三者に対抗することができる。(他選択肢省略) |
| ★こんな問題が出ています★ 問 売買契約において買主が売主に解約手付を交付した場合に,このことによって,買主は,どのような要件のもとであれば,売買契約を解除することができるか。40字程度で記述しなさい(45字のマスに記入する。字数には句読点も含まれる)。 |
一般教養という名前だけみると,とくに特別の勉強をすることなく得点できるのではないかと錯覚をおこすかもしれません。しかし,実際の出題は,一般教養ではなく,『特別』な教養を求めるものとなっています。具体的には,政治・経済・社会,情報系の知識,文章理解についての出題となります。行政書士試験にはあしきり制度があり,一般教養で4割をきった場合は,合計で合格ラインを超えていても不合格となります。最低,3ヶ月間程度の学習期間が必要でしょう。また,政治・経済・社会の分野からの出題は,時事的な問題が中心となっています。ですから,知恵蔵などから最新の政治・経済・社会の動向を頭の中に入れておかなければなりません。このような勉強は一朝一夕では身に付かないので,普段から新聞・時事問題冊子などを読むなどの積み重ねが重要です。文章理解については,過去問や公務員試験問題などを繰り返し解くことによって得点源となります。情報系の科目については,個人情報保護法を読み込むことと,ネット系の用語集で正確な言葉の意味を確認することで対応できます。| ★こんな問題が出ています★ 問 国民の公的負担に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。 (1) 国民負担率は,租税負担と社会保障負担とが国民所得に対して占める割合で示されており,国民の公的負担水準をマクロで表す指標となっている。 (2) 国民経済全体における租税の負担水準を示す租税負担率は,国家予算全体に占める国税収入の割合や,地方財政全体に占める地方税総収入の割合で表示される。(他選択肢省略) |
